排水管の動脈硬化にご用心

シーン・メイキング

2013年02月26日 14:47

こんにちは!。
2月も末だというのに寒い日が続きますね。

冷え込む日が続くと、つい運動不足も手伝って体調不良となりがちですが・・・

建物や設備もこの時期、意外な、ある不具合が多いんです!。

なんと、排水管の詰りです。
これがまた、冬場に多いんです。

流し台っていうのは、異物を流さない限り、急に詰まるってことはまずありません。
長年の汚れや油分が管内に付着して
・・・そう、まるで人間の血管・・・動脈硬化みたいに・・・。

なんでこの時期って。
夏の暑さでは固まらなかった油分が、寒さで固まりやすくなってゴミも付着して
・・・そう、それが管を塞いでしまうのです。

ウチは油なんか流さないってお宅でも、結構色んなものに付着してますヨ。

特に、築2桁年数経過した建物は、メタボ検診をオススメします。



先日も、某事務所で動脈硬化発症。

排水口のお掃除やらパイプ洗浄剤やら手をつくしてみたのですが、ダメ・・・
 

シンク下の蛇腹パイプを外してみると・・・
 
ヘドロで埋まった、見るも無残なパイプ内・・・ お食事中の方、ゴメンなさい。
(弊社の某監督は、これを素手で扱う ツワモノ?! です。 )

てなわけで、中をキレイにして流れはバッチリ。

けど、流し台の蛇腹パイプが塩ビ製の場合は、固いものでつつくと破れてしまいますので
まずは、ラバーカップやパイプ洗浄剤で。

それでもダメなら、排水管を外してお掃除を。
 
 一般に、流し台下のトラップはこんな構造になっています。
 
外す際は、バケツを下にお忘れなく。

が、・・・なかなかこれが簡単ではない ってのが現状です。
そういう時は、ぜひプロにお任せしましょう。

また、重症となると “高圧洗浄” が必要となります。
1回、ウン万円かかることも。(建物規模、階数によって違ってきます。)

排水管は、川の支流・本流と同様、最後には合流して一つの流れになる構造です。
なので、場合によっては、管内カメラ調査も必要になってきます。
トイレットペーパーやペーパークリーナーの使いすぎにもご用心。



ゴミや油分を流さない事が第一ですが、ちょっと気をつけるだけで
“動脈硬化” は防げます。

寝る前に、排水口から多目の水を、ざっ~~~と流しておきましょう。
  お風呂の残り湯でももちろんOK!。
  ぬるま湯が油分や汚れを流してくれます。

ちょっと最近、流れにくくて・・・とお困りのお宅、アパート・マンション、事務所、お店、 ぜひご相談を

問い合わせ先
㈱シーン・メイキング
053-447-6111

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